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2015年7月3日(金): [セミナー] 「BPO活用における交渉戦略上のポイントと法律上の留意点~アウトソーシングベンダーとカスタマー企業の両視点を踏まえ、BPO活用におけるリスクを最小化するために各企業担当者はどのように対応すべきか~」:植松貴史弁護士(パートナー)

 
植松貴史弁護士(パートナー)が講演を行いました。
「BPO活用における交渉戦略上のポイントと法律上の留意点~アウトソーシングベンダーとカスタマー企業の両視点を踏まえ、BPO活用におけるリスクを最小化するために各企業担当者はどのように対応すべきか~」(経営調査研究会主催)
 
<講演内容>
 BPO(Business Process Outsourcing(業務プロセスのアウトソーシング))は、企業(カスタマー)が、外部企業(ベンダー)のノウハウや専門性を活用することで、コア部門への効率的な注力を可能にするものであり、また、今日の不確実な経済状況において、固定費の変動費化を可能にするなど、企業競争力の強化をはかるものとして、グローバルレベルで積極的に活用されています。その一方で、情報漏洩、知的財産権侵害、各当事者のリスク分担、ベンダー選定等に係る経営判断等の問題を理由に、とりわけ日本企業においては、BPOのリスクを過大に評価し、その活用について過度な不安を持つ状況も見受けられます。
 本セミナーでは、ベンダーとカスタマーの各視点から、BPO活用の際の留意点について、プランニング、ベンダー選定、交渉、契約締結、パフォーマンスレビュー、終了等の各ステージにしたがって、BPOに携わる企業担当者が理解しておくべき法律知識について、実務対応に敷衍しつつ解説しました。
 
1. 総論
(1) BPO概観
(2) 関連する法律問題
 ・取締役会決議の要否
 ・取締役の経営判断
 ・契約の性質
 ・偽装請負
 ・契約締結の時期
 ・使用者責任
 ・第三者のIPをベンダーが用いてサービスを提供する場合
 ・職務発明・職務著作の問題
 ・営業秘密の保護
 ・個人データの取扱い
 ・役務の委託取引における優越的地位の濫用に関する独占禁止法上の指針、下請法上情報の問題
  (独占禁止法、下請法上の問題)
 ・Distribution Channelのアウトソーシング
 ・賄賂等汚職防止
(3) BPOに関連する裁判例

2. 各論
(1) プランニング
 ・業務範囲の検討
 ・秘密保持契約  
 ・RFQ (Request for Quotation)
(2) ベンダーの選定
 ・プロポーザルに対する評価
 ・LOI (Letter of Intent)
(3) 交渉
 ・タームシート
 ・デューデリジェンス
(4) BPO契約
 ・各種ビジネスにおいて重要な規定
(5) パフォーマンスレビュー
 ・サービスレベル
 ・ベンチマーキング
(6) セキュリティ等リスクマネジメント
(7) 関係解消
 ・ターミネーションプラン
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特別プラクティス・チーム